2010年 02月 21日
インビクタス/負けざる者たち - その2 |
ウチッパから帰宅ナウ。
行くんじゃなかった。そもそもジーパンで行っちゃったし、ゴルフシューズ忘れてるし、やる気がないのがありありでした。それにしても、7番アイアンってこんなに難しかったかなというくらい打てませんでした。
きっと打つという気持ち自体がだめんなんだろうなあ。スウィングですよね。スウィング、スウィング。。
閑話休題。
インビクタスです。先ほどは、この映画全ての人に見て欲しいと書きましたが(全ての人と言っても、このブログ見てくれる人っておそらく5本の指未満ですが。汗)、やっぱり好き嫌いはあると思います。
クリント・イースト・ウッド監督大ファンの方なら、絶対のお薦めというか薦めなくても見ると思いますし、きっと渡し同様の感動を得ると思いますが、その他の方にはちょっと退屈かもしれません。
今回の話は、1994年に約30年の投獄から解放されネルソン・マンデラが大統領になり、翌年自国開催されるラグビーWCで前評判を覆して南アフリカチームが優勝するまでの実話を映画化したものです。
実話を元にした映画と言われると、ストリーにどんでん返しがないわけで、退屈になってしまったり、へんにお涙頂戴的な色付けがされてしまう気がしてちょっと引いてしまうのですが、考えてみれば「硫黄島からの手紙」などの戦争物や歴史物は全てそうなので、実話が元ということだけでマイナスになってしまうことはなく、作り手がいかにそのハンデを超えたものを作るかが勝負なのだと思います。その点、クリント・イースト・ウッド監督は、うまい。最初にあげた失敗例、お涙頂戴、あるいはこんなにネルソン・マンデラはすごい人だという描き方をせずに、淡々とそれでいて観客の心を引き付けるストリーを展開してくれます。
しかも、昨年の「チェンジリング」もそうだったけれど「南アフリカ・ラグビーWC優勝」という、きっと多くの人が知っている実話だけど、だれも映画化しなかった題材を見つけてくれています。(私の場合、その実話自体を知らないので、さらに映画が楽しめたりもしましたが。)
話の内容は、ネタバレしてもしょうがないので、最初だけにしますが、道路を挟んで、片やWWラグビー代表チームが芝の上で練習を行い、反対側で土ぼこりの空き地でサッカーをしている子供たちの間をネルソン・マンデラを乗せた車が通って行くところから始まります。このシーンだけ、これからクリント・イースト・ウッドが語ってくる物語に入っていくことが出来ました。
観終わって、素直に感動出来ました。また何より、勇気付けられました。
全然レベルは違っても、私も「負けざる者たち」の一人として生きて行きたいと思いました。
(長文駄文おそまつ様でした。)
PS.
ネルソン・マンデラを演じたモーガン・フリーマンは、ネルソン自身が「やるなら彼だ」と言ったくらいだそうで、本当に好演だったと思います。が、「硫黄島」の時の「渡辺謙」のように、南アフリカ出身の俳優がやってくれたらもっとよかったのにと思いました。
行くんじゃなかった。そもそもジーパンで行っちゃったし、ゴルフシューズ忘れてるし、やる気がないのがありありでした。それにしても、7番アイアンってこんなに難しかったかなというくらい打てませんでした。
きっと打つという気持ち自体がだめんなんだろうなあ。スウィングですよね。スウィング、スウィング。。
閑話休題。
インビクタスです。先ほどは、この映画全ての人に見て欲しいと書きましたが(全ての人と言っても、このブログ見てくれる人っておそらく5本の指未満ですが。汗)、やっぱり好き嫌いはあると思います。
クリント・イースト・ウッド監督大ファンの方なら、絶対のお薦めというか薦めなくても見ると思いますし、きっと渡し同様の感動を得ると思いますが、その他の方にはちょっと退屈かもしれません。
今回の話は、1994年に約30年の投獄から解放されネルソン・マンデラが大統領になり、翌年自国開催されるラグビーWCで前評判を覆して南アフリカチームが優勝するまでの実話を映画化したものです。
実話を元にした映画と言われると、ストリーにどんでん返しがないわけで、退屈になってしまったり、へんにお涙頂戴的な色付けがされてしまう気がしてちょっと引いてしまうのですが、考えてみれば「硫黄島からの手紙」などの戦争物や歴史物は全てそうなので、実話が元ということだけでマイナスになってしまうことはなく、作り手がいかにそのハンデを超えたものを作るかが勝負なのだと思います。その点、クリント・イースト・ウッド監督は、うまい。最初にあげた失敗例、お涙頂戴、あるいはこんなにネルソン・マンデラはすごい人だという描き方をせずに、淡々とそれでいて観客の心を引き付けるストリーを展開してくれます。
しかも、昨年の「チェンジリング」もそうだったけれど「南アフリカ・ラグビーWC優勝」という、きっと多くの人が知っている実話だけど、だれも映画化しなかった題材を見つけてくれています。(私の場合、その実話自体を知らないので、さらに映画が楽しめたりもしましたが。)
話の内容は、ネタバレしてもしょうがないので、最初だけにしますが、道路を挟んで、片やWWラグビー代表チームが芝の上で練習を行い、反対側で土ぼこりの空き地でサッカーをしている子供たちの間をネルソン・マンデラを乗せた車が通って行くところから始まります。このシーンだけ、これからクリント・イースト・ウッドが語ってくる物語に入っていくことが出来ました。
観終わって、素直に感動出来ました。また何より、勇気付けられました。
全然レベルは違っても、私も「負けざる者たち」の一人として生きて行きたいと思いました。
(長文駄文おそまつ様でした。)
PS.
ネルソン・マンデラを演じたモーガン・フリーマンは、ネルソン自身が「やるなら彼だ」と言ったくらいだそうで、本当に好演だったと思います。が、「硫黄島」の時の「渡辺謙」のように、南アフリカ出身の俳優がやってくれたらもっとよかったのにと思いました。
by kk3go
| 2010-02-21 18:13
| 映画